知識の呪い

恐るべし知識の呪い:最も危険な2つの知識の呪いとは


恐るべし知識の呪いの話をします。この呪いにかかれば、意識して、意図的に呪いを解く努力しなければ一生苦しむことになる。

特に、今回の話のメインにおく最も危険な2つの知識の呪いに気をつけて、油断しないようにしてください。

 

では、最も危険な知識の呪いとは何だろうか。

 

ビジネスを考えている人には、知識は欠かせないです。

ビジネスモデルの可能性、実現性、実施方法、利益率、市場調査、集客などすべて知識、ノウハウが絡んでくる。

ビジネスマインドだって、意図的に習得しないと身につかない。

 

ビジネスだけではなく、我々に関わること全ての事に知識が要る。

 

でも、知識を習得したところで使わなければ意味ありません。

本物知識ではなく、フェック知識になる。

 

実は、フェック知識には今回のメインテーマである、知識の呪いがかかり易いです。

知識の呪い

油断すれば知識の呪いが襲ってくるので、気をつけてください、自分を守ってください、ビジネスを守ってください。

 

知識を持てば、モテるし、儲かるし、出来ない事を忘れるし、他人に盗まれる心配もないのでいくらでも持ちたいが、二つの知識の呪いに気をつけてください。

 

知識の呪い#1 : 初心を忘れる

知識が溜まれば貯まるほど初心を忘れやすくなる。

なぜ、初心を忘れてはいけないのか。

 

どんな人でも初心者から知識の発掘が始まります。

アインシュタインだって、50回読んでも理解が難しい相対性理論という難しい理論を考案しているが、その昔、物理学超入門みたいな分かりやすい本から勉強をスタートさせたに違いない。

 

ダーウインだって、進化論という一般人が想像もできない理論を打ち出しているが、その昔、サルでも分かるバイオロジー入門みたいな本から勉強をスタートさせたに違いない。

 

 

それが、原点であり、継続の理由、今後のモチベーションになるはずです。

 

しかし、知識を持つと知識の土台を引き上げようとします。

 

基準をあげようとします。

と同時に、取り組みの姿勢も変わる。

 

勤勉さや謙虚さに変わればいいが、自分への過剰評価により天狗になってしまう人も結構いる。

僕も意識しなければ、他の人より知っている自分のことに気づいてしまえば、様子がおかしくなる。

天狗になってしまうんですよ。笑

 

その時は、土台がぶれ、継続させてきた理由を忘れ、知識への執着心、やる気が失われる。

そういう人に知識の呪いにかかっている。

 

有名な選手のインタビューでよくいうじゃないですか、初心の気持ちを忘れずに、とか、初心に戻り、頑張ります、とか。

やる人はその辺りに気づいているんですよ。

初心の気持ちを忘れてはならない事が分かっているんですよ。

おそらく、過去に初心の気持ちを忘れて苦い思いをしたでしょう。

 

ある有名な話があります。

アメリカの水泳選手、マイケルフィエルプス。

彼が一時期、彼に勝てるものはいないくらい充実していました。

マイケルフェルプス挫折

 

ご存知、アメリカ国内でも、国外でも。一つの国でさえ、持った事がないオリンピック金メダルという最高峰の頂きをとんでもない数持っている。

いつも、強い王者に思われる彼だが、過去に知識の呪いにかかったせいで初心の気持ちを忘れ、屈辱を味わった事がある。

もう王者だ、どんな相手も何をやっても勝てるという自信満々だったので、サボりました。

簡単に組まれた練習メニューを済ませていれば、遊び放題な日々を過ごしたと言います。

 

そしたら、結果に明白な差が現れます。

同じ、アメリカのロクテ選手に国際舞台で圧勝されてしまいます。

 

 

でも、彼プロだから、どこがいけなかったのか原因をすぐ探ります。

 

そして、失敗に気づいたのは、やっぱり、基礎練習をおろそかにしていたことをあげている。

水泳の基本練習である、泳ぎこみにおろそかにしていたんです。

 

自分の力に信じ切ったことが不味かったことに気づいた彼は基礎トレーニングを多めに取り入れた以前の練習メニューに戻します。

 

やっぱり、結果がついてきて、北京オリンピックで金メダルを量産します。

一つのオリンピックゲームで9個も金メダルですよ。

すごい実績です。

 

基本を忘れてしまえばどんなことが起きるのか、基本を大事にすればどんな事が起きるのか伝える分かりやすい例です。

 

知識の呪い#2 : 無知が理解出来なくなる

知識は、溜まれば貯まるほど、無知が理解できなくなる。

これも上記の話と繋がりますが、知識の呪いにかかれば、知識がない時のことをすっかり忘れてしまうので無知なんか
理解できなくなります。

自分が辿ってきた道なのに、想像すらできなくなる。これは、人間性にも影響を与える致命的な打撃です。

 

例えば、自転車の乗り方を教える親をみたことありますか。

なければ、想像してみてください。

彼らが子供に何を言って教えるだろう。

そして、内心はどんなことを思いながら教えるだろうか。

お前できるよ、頑張れ、というかもしれないが、内心密かしに何でできないんだろう、何でそっち方向に体が傾くんだろうと思ってしまいます。

まるで、自分が生まれつき、自転車に乗れていたかのように振る舞う。

良心的な人は、そうじゃないよと言うが、ほとんどの人はそんな思いになる。

 

あと、こんな例もある。

昔「Tapper and listener」と言う名称で有名になった実験がある。

実験に二人の人を参加させます。

そして、一人が自分の聞いた音楽のリズムをもう一人の肩を叩いて、曲を当ててもらうと言う実験です。

 

その実験の結果、2%の人しか曲を当てられないのに対して、曲を知って、そのリズムを肩に叩いた人の50%以上が簡単に当てるだろうと思っていたと言う。

簡単だから当てるだろうと思い込んでいるのです。

 

やっぱり、分からない人の気持ちを理解できなくなっている。

初心を思いっきり忘れているのです。

 

知識の呪いにかかったせいです。

 

 

さらにさらに、こんな例もある。

非常に想像し易い例です。

 

一人が知った単語をジャスチャーで見せる。もう一人がどんな変わった言葉を表現しようとしているのか当てるゲームあるじゃないですか。

 

相手がなかなか当てられなくなってくると、こんな簡単な言葉を当てられないなんてバカなのと思ってくる。

でも、相手からしてみれば、超能力者じゃないし、紙の裏側にどんな言葉があるのか想像もできないんです。

 

分からないのが普通なのに、いかにも分からない方がおかしいという態度をとらせる。

やっぱり、知識の呪いにかかっているんですよ。分からない相手のことが理解できなくなる。分からなかった時の事も忘れている。

 

などなど、知識の呪いは恐ろしい。このままでは、呪いが悪をしだすので気づいたらその呪いを解いたほうがです。

では、知識の呪いを解く方法はあるでしょうか。

 

簡単な方法が一つあります。おそらく唯一でしょうか。

 

やっぱり、上でも数回述べた、初心に戻り、知らなかった、出来なかった時のことを忘れないこと、もし、忘れていれば、思い出すことではないでしょうか。

 

知識の呪いは、ふざけた言い方のようで聞いたら笑い出す人もいるが、リアルに厄介ですよ。

一生懸命努力して脳みそに叩き込んだ、知識が奪われるきっかけにもなってしまうので気をつけた方がいいです。

 

知識がついたが何か様子が変だなと思ったら初心を思い出すようにしてください。

間違いなく知識の呪いにアタックされているから。


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