モチベーションをお金で買おうとした男


かつて、モチベーションをお金で買おうとした男がいました。

そして、のちにその判断に後悔します。

 

彼は、90年代を生きた男なら誰もが知っている有名な男です。

ほとんどの男は彼に憧れを抱くでしょう。

特に強い人に憧れる男は例外なく彼に憧れを持つ。

 

そうです。

彼の名前は、マイクタイソン、プロボクシングのヘビー級世界王者です。

マイクタイソン・モチベーションを買う男

 

小柄ながら、とんでもない大男たちをリングに沈める史上最もハードパンチャーです。

一時期、人類で彼に勝つ人いないから熊と戦わせたいという話まで出ていたそうです。

人間って無茶が好きなんだよな。その無茶ぶりを誘うくらい彼は確かに強かったです。

 

しかし、年月が経ち、男の体力が落ちる。

ライオンが出てきても戦う気力、勇気があった彼の精神力に異変が生じる。

 

戦う気力が薄まれ、モチベーション維持が難しくなる。

そして、元々負けず嫌いな彼が、自分の異変に気づき、その対策としてある投資を決断します。

 

その投資とは、付き人を一人増やすこと。

 

今回は、特別で大事な役割を付き人に託すことにします。

用意したのは、年間一億円。付き人の給料です。

 

二億円でホワイトタイガーの赤ちゃんを買うくらいの彼にとって、金額の問題じゃないと思うが、マイクタイソンは、モチベーションをお金で買うことにします。

 

そして、雇った付き人はリングのコーナーに、ロッカールームに、練習中に、どこにでもマイクタイソンの後ろに立ち、何か言っていた。

 

付き人の役割は何だったのか、そして、マイクタイソンの後ろで何を言ってたのか、気になりませんか。

 

明かすが、付き人は、マイクタイソン専属モチベーターです。

 

マイク・タイソンは、かつて、自分専属のモチベーターを雇っていた。

 

彼はどんなところでもマイクタイソンに付き添って、お前最強だ、ナンバーワンだ、お前の前に立てる人いないんだ、等々気持ちを込めて叫ぶ。

モチベーター,メンター

 

マイクタイソンの気持ちを高ぶらせるために全力を尽くすんです。

 

もちろん英語です。

 

さて、こんなモチベーターが要るのか。

 

メンターもそうですが、確かに人にはモチベーターが必要です。行動に導く存在が必要です。

弱いんだから。

 

道を正してくれる人、いい方向に主導してくれる人、異常な盛り上がりを落ち着かせてくれる人は必要です。

弱いんだから。

 

あの最強の男、マイクタイソンでさえも自分の弱さを克服するために、専属モチベーターまで雇って対策しようとする位だから。

 

しかし、マイク・タイソンは、ある言葉を残している。

非常に納得できる言葉です。

 

時が来ればダメなものはダメ。

その時を決めるのはこの自分なんだ。

上がるか、下がるか決めるのはこの自分。

だから、君は君のモチベーターにならなければならない。

 

 

結局、自分に関わることは全部自分の責任です。

自分の内面に宿る気持ちです。

 

 モチベーションはお金で買えない。

 

それを呼び起こせるのは、自分だけです。

もちろん、他人の言葉や行動に影響を受けることはありますが、それを自分に居心地よく受け止めるのも自分の気持ち次第です。

お前は最高だ、何でもできる、頑張れ、努力せと言われても、そのように行動するのは自分の潜在気力のみです。

 

誰に頼っても一時期効くかもしれませんが、長期に考えれば、頼るべき相手はやっぱり自分自身です。

 

特にビジネスマンには、自分自身以外に無条件に信頼できるパートナーはまずいないと思います。

お互いに長い間、信頼を保てることで真のパートナーになる世界です。

そんなパートナーに出会えるまで孤独で事業を進めなければならない。

そこで頼りになるのは、やっぱり自分自身です。

 

他人が本気で自分のためにやってくれても、変わるのは自分自身なので、自分を奮い立たせるのは自分自身です。

 

マイクタイソンは、専属モチベーターの存在を密かに否定した。

頼るべきなのは、自分だよ、と胸の内を打ち明けた。


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